西洋アンティーク品

買取金額
買取年月	2022年02月
買取店舗	藤沢本店
買取品の種別	アンティーク

藤沢本店です。

今回は西洋アンティークなガラススタンドライトのお買取りをご紹介いたします。

先日は旭区にお住いのお客様より祖父母様のご自宅の大掃除で出られたお品物の買取依頼をいただきました。

紙幣や古書などたくさんの古い時代の品物をご用意いただいており様々な品物を査定させていただきました。

中でもひときわ美しく目立ったのがこちらのスタンドライトです！

お客様も魅力的なデザインにお売りになるか悩んでおられましたが、しっかりと査定させていただくと、スタンドライトにこんな値段がつくとはととてもお喜び頂きました。

実はガラス製品にはガレ・ラリック・ミューラー・ドームや、リヤドロ・マイセンなど高級ブランド品が含まれているケースが多くお客様も思わぬお値段をお付けできる場合がございます。

トータルでは骨董品の目利きができる熟練の査定スタッフを揃えており安心して査定をお任せいただけます。

西洋アンティーク・美術品の定義

西洋アンティーク・西洋美術品とは、主にヨーロッパを中心とした地域で製作された100年以上前の作品を指します。これらは独特の歴史的価値、美術工芸的価値を持ち、世界中のコレクターや愛好家から高い評価を受けています。

古くから伝わる絵画、彫刻、家具、ガラス製品など多岐に渡り、その中には名高いブランドも含まれています。

その歴史が感じられる造形や、繊細な美しさから人気がありますが、贋作もたくさん出回っているので、真贋を見極める確かな目を持つ業者を選ぶことが高価買取の第一歩となります。

ここでは西洋アンティークや美術品の買取相場をご紹介します。

西洋アンティーク・美術品の買取相場

西洋アンティークや美術品は非常に幅が広く、様々なジャンルのものがあります。高価買取が期待できる西洋アンティーク・美術品のブランドには、ガレ、ラリック、ミューラー、ドームのようなガラス製品の名手たちや、マイセン、リヤドロのような陶磁器の巨匠たちが挙げられます。

これらのブランドは、世界中のコレクターにとって価値のあるアイテムを多く生み出しており、特に良好な状態であれば、高額での買取が期待できます。

西洋アンティーク・西洋美術品の買取相場は、その種類やブランド、保存状態、市場の需要によって大きく異なります。例えば、エミール・ガレの花瓶は数十万から数百万円で取引されることがあり、マイセン製の陶器人形は新しいものでも120万円を超えることもあります。重要なのは、アイテムが本物であること、そしてその時代背景や製作者の名声を証明する資料があるかどうかです。しかし、真贋の見極めが難しいため、専門の鑑定士による正確な査定が求められます。

ここではジャンルごとの買取相場を解説します。

絵画

油絵をはじめとした絵画には様々なものがあり、肖像画や風景画、歴史や風俗を描いたもの、宗教画など非常に多様なジャンルに分かれています。
古くて価値があるかどうかわからないような絵画が見つかったら、絵画に詳しい専門業者に相談するのが良いでしょう。
有名な作家のものになると、小さなものでも200万円ほどの値段がつくこともあるので、古いからと捨ててしまうようなことはせず、まずは鑑定してもらうことをおすすめします。

花瓶

西洋アンティークの花瓶は、まず素材がどんなもので、どこで作られたものかを突き止めることが必要になるので、こちらも専門の業者に相談するのが高価買取の近道と言えます。
例えばアール・ヌーヴォーのガラス作家として有名なエミール・ガレの花瓶であっても、その価値がわからない業者と、真贋のわかる専門業者とでは買取価格に20万円もの差がついてしまうこともあるのです。
エミール・ガレの花瓶は第一次工房の作品だった場合、80万円～100万円の値段が付きます。
本物に見合った価格をつけてもらうためにも、確かな目を持つ専門店での買取がおすすめです。

彫刻・ブロンズ像

西洋アンティークの中でも、それが何なのかがわからず、買い取ってもらいにくいのが彫刻やブロンズ像です。
通常の買取業者では作者名をたどることが出来ないことも多いので、美術品専門の業者に依頼することが高価買取に繋がります。
中でもロダンやモロー、ダリのような有名な彫刻家のものになると、大きさによっても違いますがかなりの高値が付く可能性もあります。
小さなもので1万円程度からと考えておくといいでしょう。

ビスクドール

西洋アンティークの中でもコレクターが多く、人気が高いもののひとつがビスクドールです。
ビスクドールとは、19世紀にヨーロッパの貴婦人たちの間で流行した人形で、フランスやドイツで作られていました。
今もなお世界中に熱心な収集家がいることでも知られ、高値で取引されている西洋アンティークの代表格とも言えるでしょう。
ビスクドールにはいくつかのブランドがあり、そのブランドのものだと買取価格も高くなる傾向にあります。
具体的にはジュモー、ブリュ、ゴーチェなどがありますが、ブランドの数も多いので、自分が知らないブランドのものでも高値になる可能性があります。
ちなみに、ジュモーの人気アイテムになると、状態が良ければ1体で500万円以上の値が付く場合もあります。
もしも押し入れや蔵の奥からビスクドールが出てきたら、買取査定をしてもらうことをおすすめします。

陶器人形（フィギュリン）

西洋アンティークの陶器人形はフィギュリンと呼ばれ、中世の頃からヨーロッパの名門窯で作られているものです。
優雅な貴婦人をモチーフにしたものや、愛らしい表情が魅力的な動物、華奢で繊細な花々など、テーマも様々なものが作られており、その美しさからコレクションする人も多い西洋アンティークです。
中でもドイツのマイセンで作られた繊細なフィギュリンや、フランスのシャンティイやセーヴルのものは人気があり、マイセンの陶器人形のセットは比較的新しいものでも120万円を超すものもあります。
飾り棚の隅に置いたままの陶器人形を見つけたら、買取査定に出すのもいいかもしれません。

ガラス工芸

西洋アンティークの中でも人気の高いガラス工芸の作品は、アール・ヌーヴォーやアールデコの作品が多く、その造形の美しさから世界中を魅了してきました。
中でもアール・ヌーヴォー期の巨匠と言われるエミール・ガレやドーム兄弟、ルネ・ラリックの作品は人気が高く、小さな花瓶でも40万円以上することが珍しくありません。
ボンボンケースやアクセサリーなど、小さな物もあるため、もし自宅で見つけたら専門の鑑定士がいる業者に査定を依頼するといいでしょう。

洋食器

西洋アンティークの中にはもちろん洋食器も含まれます。
歴史の古いマイセンやバカラの食器は洋食器好きの間でも人気で、高値で取引されています。
特にティーセットなどはフルセットの場合、40万円を超える場合もありますが、セットで揃っておらず1客ずつバラバラに販売しても数万円になる場合があります。
使わない古い洋食器が出てきたら、専門の査定士がいる業者に見てもらうといいかもしれません。

高価買取になりやすい骨董品のポイント

西洋アンティークの場合も高価買取になりやすい条件があります。
もし押し入れなどの奥から出てきたら、下記を確認して査定に出すのがおすすめです。

有名作家の作品

西洋アンティークはカテゴリーで言うと美術品にあたるため、やはり有名作家や有名ブランドのものが高価になります。
どんな作家のものなのか確認しておくとある程度の買取価格の目安になります。

年代が古い作品

西洋アンティークの定義が「作られて100年を経過したもの」でもあるので、古いものほど価値が高くなります。
どの程度の年代に作られたものか、分かる資料がついていればそれを確認してみるといいでしょう。

付属品がそろっている

他の美術品や食器などと同様に、共箱や説明書のようなものがついているのであれば、そうした付属品を全てそろえて査定に出すほうが高値が付きます。
古びた箱だからと捨ててしまうことはせず、きちんと保管しておきましょう。

きれいに保存されている

どんなものでもそうですが、保存状態がいいものほど買取価格は高くなります。
日の当たる場所などで保存したものは劣化が激しい場合もあるため、注意が必要です。

査定依頼するときの注意点

査定を依頼するときにはちょっとした注意点があります。
アンティーク全般に言えることなので注意しておくといいでしょう。

汚れ・破損があっても無理に修復しない

例えば、査定に出そうと思っていたものに汚れがあったり、小さな破損を見つけた場合、無理してそれをきれいに修復しようとせず、そのまま査定に出すのがおすすめです。
状態をきれいにするにもプロの手を経たほうが良いためです。
埃をかぶっているものを洗ったりするのも厳禁です。

西洋アンティーク・美術品査定は専門業者へ依頼するのがおすすめ

西洋アンティーク・西洋美術品の買取は、その種類やブランド、状態によって大きく変わるため、コレクター自身でない限りその価値がわかりにくいもので、正確な査定を受けることが重要です。

美術品としての価値も高いことから、査定に出すなら専門業者に出すのをおすすめします。信頼できる専門家に相談することで、納得のいく買取を行うことが出来ます。